そうだ。引っ付いたり別れたりの先には死ぬ、というのがあった。夏目漱石のこころのkの死に方とは全く別物の、人が居なくなるこの感じ。数時間の記憶喪失を経験した身には、天国も地獄もない、とよくわかる。見ようと思えば意識が消えただけのようにも見れる。死ぬなんてほんとに何でもないに違いない。ぅぅぅぅ、なんて思いながらファミレスに入り、後ろの席の主婦たちの織り成す会話に耳をすまして雑多な、ヘンテコな気持ちになって長々と散歩し、一度女の子になって強姦されてみたい、などと考えて、イヤ、実はされたことがあるのです。でも17歳の少女が男にされるのと小学生男子が女にされるのとではたぶん違うんでしょう。ここ数日間、常に酔ったみたいな気分です。だめだ、クスリのまなきゃなにも変わらない。でも手元にあるとまた一気に飲んでしまいそうだ。