深い、深刻な魅力に性が関係している場合というのは非常に多い。
性でなくとも、非人間的、或いは人間的、根源的な刺激には巨大な魅力が内包されている。
人間は知性の獲得により、根源的な刺激から遠退き、根源的な刺激の複雑化を経験し、微小な快楽と微小な苦しみとを知った。
夢をみている時、起きている際には滅多に感じられない深刻な魅力を感じる事があるのは、受け売りで詳しく文章をよんだことがないので誤りである可能性もあるのだが、ここは私の思考の記録なので思った事を書く事にして、それは無意識、というものが意識に多いに接近しているからなのではないだろうか。
従って、理性の力が弱ければ弱い程、大いなる快楽、大いなる苦痛に苛まれている、という事が出来るかもしれない。
受け手の知性のレベルが、発信者のそれに近い時、共感、或いは憧れを覚える、のかもしれない(これを否定することは非常に容易であるが。