考察

しろとくろが交錯するいっしゅん

俺「僕の涙はもう枯れています。ほんとは泣きたいのに。」 俺「泣きたいってどういう意味なんだろう。」 俺「泣いたらすっきりすると思っているのじゃないかな。」 俺「もしかしたら泣きそうなのに泣けない、の表現の一種なのかもしれない。」 俺「でもどち…

だめだ。解らない事が多すぎます。外から取り入れた情報を一部で処理して、それを一望しうる見下す、高さが、距離が、視野が必要なのです。 ただ解るのは、そういった諸動作が、音とか文字、人と人の関係性とか、その他の外からの刺激、情報を確認することに…

感動に生も死も無いのかもしれない。人間は感動するのが大好き。ダイスキ。感動することによって死を選ばずに済んでいる人が居るから生への原動力、だなんていう言葉が出てくるだけであって、どちらでもない感動なんていくらでもある。

音楽をきいて感動する。様々に感動する。その感動が、生への原動力なのか、死への原動力なのか、問題はそこなのだ。生への原動力を齎す音楽はあるのだろうか。と問えば間違いなくあると答えが返ってくる筈である。「〜をきいていたから頑張れた。」などとい…

音楽が人を殺すことは可能か否か、でいえば間違いなく可能である、といえると思う。助ける事も殺す事も可能なのが音楽、というのが結論なのかもしれない。

何も考えないとはいえ、音楽が人を救うのか否かについては前々から考えていたので、coccoを聞きながら考えてしまう。 音楽による感動が憂鬱を紛らわせるのか、或いは歪まない現状に対して視点を変えて挑む力を与えるのか、これは一重に、送り手と受け手がど…

感情というものは、そこにある現実を有機的に捉えることによるものだ、というのが持論であって、それは、感情が何かの原動力である、という考えにも繋がる。 人をすきになる、を例にとると、そもそも男女の性的な役割が違うのだからすき、という感情のもたら…

ソモソモ、頭に過るのが「会いたい」である事が全ての元凶であるように思われる。頭に、例えばたべることに幸せを感じる人ならばたべることを思い浮かべれば幸せになる。ここで重要なのが「たべたい」ではなく「たべること」を頭に過らせている事である。同…

色々考えたって、保護室で座り込んでひたすら時が過ぎるのを待っている間、恋人の顔が浮かんでは消える理由が解らない。人間には、つらい状況に陥った時に頭の中で空想する事によって一時的、擬似的な救済を自分で作り出す癖があるのかもしれない、といいか…

つらつらと、延々と書き連ねたけれど、病院の保護室で考えていたのはそんなことではない。 好きな人やものが多過ぎて、見放されてしまいそうだ、と椎名林檎は歌っていたけれど、僕も好きな人が多い。好きな人の、魅力の所以を考えるのが大好きだ。でもそうい…

僕がベースを弾いている、何度か音源をアップしたバンドの曲を自分で歌ってみたらミスマッチでした。 自分の声が自分の曲を作り、ひいては自分を作り上げてゆくのだ、と思いました。 声だけではなく顔つき、髪の生えかた、身長、体重。 従って人間の容姿と中…

過去とは、「経験した内容」「経験したこと」にわけうる、すなわち人は前者を羨む人と後者を羨む人が、と書きかけて後者に前者が含まれる気がして辞めた。 しかさき後者だけを羨む人が居ることは確かだ。 母親がシロップの五十嵐を薄汚いと言っていて悲しく…

感動と憂鬱は別けて考える必要がある。 さもなくば例えば、シロップ16gをきいて憂鬱しか無い、すなわち憂鬱を好む、ということが起こりうる。 更には、感動と憂鬱が同時に催されることによる新たな魅力も生まれる。 いわゆる、怖いものみたさ的なものなので…

昨日はodをした。関係者各位ごめんなさい。 自分のことが好きかどうか口にさせるのは愚かで陽気な人間になりたくないからだ。みっともない。

葬式も含めた、死に関する出来事にあるのは娯楽化されていない悲しみ、絶望、憂鬱、他色々であるものの、前記から感動ではないと言える。

働けないのには、社会が怖いのとは別に、労働を日常に組み込めないから、というのが大きな要因としてある。 働いている内容ではなく、働くこと自体を意識しすぎているのだね。 学校も電車を待てないのも同様じゃないかしら。 前回の考察とも重なってきます。

欲求とは、そのことが頭から離れなくなり、目的を達成したくて、しない間ストレスになることであり、いわば一時的な病である、といえる。 常に死にたい、というのは、常に頭から自殺が離れぬことであって、しかし常に死にたくない、という欲求も存在している…

ギャップ、意外性、これらの虜になる人間は多い。 では、堂々と魅力的なひととと、ギャップが魅力的な人間との差は何なのだろうか。或いはそれは情報量の差かもしれない。 先行した印象、二つ目の印象、そのどちらかによりその人の世界に気付き、そして情報…

「会うと安心するから好きだな。」 →常に不安であり、それはその相手によってもたらされているのではない 「会えないと不安になるの、さみしくなるの。」 →この不安は、相手によってもたらされている。会うことによって地に足がつき、その精神は完成される。…

昨日あんなにおいしくなかったゼリーが今日はとてもおいしい。 この違いは何なのだろう。そもそも味覚とは何なのだろう。 感情とは現実に対する認識なのである、に則ると、いつ口にしても美味とは言い難いバナナを無理に口にすると体に何らかの悪影響を及ぼ…

トップハムハット卿vsヴォルデモート卿

俺「自殺するときは死ぬと宣言してしにたい。終わらせてから死にたい。しかし、そうすると心ある人達が声をかけてくれて、死にづらい。」 俺「そんなこと言ってるうちはまだ大丈夫だよ。」 俺「イヤ、そういうことを言うのじゃなくてさ、死ぬ、というのはや…

そもそも、写真に写る可愛さを僕は理解出来ない。可愛さとは、生きていることによるものなのではないだろうか。写真の中で可愛くポーズをとるモデルは可愛くない。体温を感じない。(→このことから、爬虫類に対する「可愛い」と哺乳類に対する「可愛い」が別…

彼と仲良くなれそうな友人はいるものの、嶽本野ばらが身近にいたとしても僕は仲良くなれないにちがいない。一緒には住めない。マリリン・マンソンもそうだ。そして、自らの属する人種の代表者としてカリスマを見る。 カリスマのファンは無駄にカリスマとは馴…

ポケットモンスターの世界において、もっとも恐怖されるべきは動物の不在である。 映画などに特に顕著であるが、水辺には水ポケモン。空には鳥ポケモン。全く鳥類や魚類などの姿は見られない。 つまり、1000種にも満たない生き物しか存在していないのである…

人体における、鼻腔の数二つに対する、お尻の穴の数一つ、というパラドックスを解決するに、やはり人体において上半身・下半身が別、すなわち、人類の先祖にあたる(現生人類の上半身なのか、或いは下半身なのかは定かではないが。)生き物に、宇宙から飛来…

「toolのライブをみてきたのだ。」 「うらやましい。」 こういった際に、うらやましがられる対象は、過去に得た感動、及びそれに伴う現状であり、それ以外にはない。という事を意識してうらやましい、といわなければ、愚かといわざるをえない。

この感情を誰かに知らせなければ嘘になる。存在しないことになる、というのは言葉のあやかもしれない。他人に知らせなければ感情としての意味を成さぬ類いの感情である、という言葉遣いがもっとも正しいように思えるのである。 うれしい、かなしい、たのしい…

以下述べることの意図に、決して該当する人間を貶すことを含まない、ということを先ず承知して頂きたい。 誉められるとのびる、という言葉があり、これの意味するところが即ち、「自身のある性質について誉められると、その性質がより顕著に現れるようになる…

鬱病の症状に、気分が優れない、等をあげる人間は残念ながら素人と言わざるをえない。鬱病において最も顕著に指摘されるべきは、他人から愛される力の欠如、である。これはすなわち他人を愛する力の欠如、と換言する事が可能なのであるが、他人を愛し、思い…

深い、深刻な魅力に性が関係している場合というのは非常に多い。 性でなくとも、非人間的、或いは人間的、根源的な刺激には巨大な魅力が内包されている。 人間は知性の獲得により、根源的な刺激から遠退き、根源的な刺激の複雑化を経験し、微小な快楽と微小…