昨日あんなにおいしくなかったゼリーが今日はとてもおいしい。
この違いは何なのだろう。そもそも味覚とは何なのだろう。
感情とは現実に対する認識なのである、に則ると、いつ口にしても美味とは言い難いバナナを無理に口にすると体に何らかの悪影響を及ぼすはずだ。
しかし勿論、イヤ、実際に二口以上たべたことがないのでわからないが、嫌いであるがゆえに吐き気を催す以外には恐らく何も害はないであろう。
良薬は口に苦しというではないか、という人もあるかも知れないが、それは適量を体に入れた時の話であって、それを超えてのめばどうなるか。クスリの苦味はそれを予測しての警告であると言える。
昨日、おいしく感じられなかったのが胃の不調によるものだとしてもまだ不可解である。
味覚とはイメージなのか。味覚とイメージは切り離せるのか。社会環境に左右されうるのか。(日本人が外国の、着色料を大量に使用したグミをたべて美味と感じないように。