俺「ほら。ばたんって倒れて視界から消えてくたびれたっていってみ…」
俺「くたびれた!」
俺「コラコラ。それではいけません。」
俺「くたびれた!くたびれた!」
俺「お名前は?」
俺「くたびれた!」
俺「あーあ。気絶した。」
俺「御主人が不在というのもナカナカだよ。」
俺「それにしても、俺、に関しては全く他人に見せるものじゃないよね。」
俺「自分に自分を否定させることで安心してるんだよ。」
俺「ほんと情けないやつだ。お別れの挨拶も出来ずに、借りたチバユウスケが手元に残ったまま。彼はそれを燃やせないに違いない。」
俺「クスリがのみたかったらのめばいいのに。彼は怖いんだ。でも飲みたいんだ。」
俺「徴兵されたら僕は死んでしまいます、とか考えてるんだぜ。」
俺「抱きしめてくれる姉が欲しいとか喚いてたよ。あと女と島に漂着したいとも言ってた。」
俺「へなちょこサンドマンだ。」
俺「なんだそれ。」
俺「知らねぇ。」
俺「サァ、まだまだ夜は終わりません。もう彼は17歳にして底が見えてきたみたいです。如何でしょう、解説のスッテンテン・コロリザエモンさん。」
俺「えー?」
俺「…。ありがとうございました。死んでください。」
俺「また酔っぱらいたい。」
俺「ちくしょうてめぇらみんなほどけちまいやがれバカヤロウ、とかいってどろどろになるんでしょう。」
俺「もうあのまま意識失いたい。あんなにたのしい、……あれ、でもあれはたのしくない。たのしくない。わけわかんないだけ。あんなの人間じゃない。」
俺「ヤンバルクイナ
俺「仲間由紀恵=ダダ説急浮上。酔っぱらいヘンテコタヌキの事実。(エンドウが小学生のころ引きちぎったコウガイヒルにみえてしかたありません。)」
俺「コウガイヒルとミミズの破片を一つのコップにいれて合体しないかなあ合体しないかなあなんて目を輝かせながらカノンの一番下を練習した。」
俺「キャンプでつかまえた愛しのヒキガエルを知り合いに逃がされた時が人生初の激怒だったな。あれはほんとちくしょうだ。あのやろう勝手に触りやがって。」
俺「けしごむと虫が死ぬほど好きだったよね。あと靴の音。濡れたまま砂を踏んで付着させて、コンクリートを歩いたときのおと、体重のかるい自分にはどうしてもならせないネチッネチッとした音、踏んだら踵が光る靴をわざと引きずって歩いたりハサミで切ったりしてプラスチック部分をむき出しにして歩いたときの」(字数オーバー