ああ、書いたのに消えている。
俺、は二度と同じことは書けない。残しておきたいのに。殺意が滴る。買ったロープを母親が処分した。僕から見れば正しくない行いに見えるものの、でも死んで欲しくない人が死ぬ、といえば必ず止める。自殺の決意は尊重してはならない。大人に正しさを求めるのは間違いだ、だなんて言わない。「大人」は正論を振り回して不快なことを強いてくるのだから全員が全員、正しくなければならない。しかし母親はどうだ。そろそろ人間としてみてもいいだろう。そうだろう。そうだろう。
僕の力ではないにせよ、死ぬという人間を止める側に回った人間が自殺だなんて身勝手過ぎるでしょう。みんな死んじゃだめ!でも僕は死にたくなったら死ぬよ!

…うへぇ、安心させてぇぇ