2008-06-28 ■ 文章 血の緑色に光る浴槽に浸かるあたしのこの美しい体を視て。 あたしのこの美しい体を視てよ。 あたしは美しい。 あたしは服を纏わずに外に出るの。 肌に触れる風の赤があたしをあたしとして認めさせてくれる…。 アァ、消えて無くなりたいわ。 あたしは初めから居なかったのよ、とても。 そうでしょ。お願いよ。あたしは初めから居なかったのよ、とても。お願いよ。衰えないうちに、サァ。お願い。