崇甫、とかいてしゅうすけ、と読ませる。 未だにしゅうすけ、が好きになれない。崇甫、は好きなのだけれど。 幼い頃から、「お名前は?」と聞かれるとまともに答えられなかった。 自分が嫌いだった。物心付いた頃から。 今までよく生きてきたものです。驚き…
ベッドで抱き合う。二人で。 彼が上で私が下。 お互いの耳元にお互いの口元が触れていて、リアルな声がきこえる。彼の重みを感じる。 私たちは仕事を終えて毎日、囁き合う。 「このまま一本の刃物に貫かれて、一緒に苦しみながら死ねたら素敵なのにね。」っ…
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